【完全独立ワイヤレスイヤホン「Soundcore Life P2」 レビュー】もうこれでいいでしょ。AirPods Proに3万出さないでしょ。
2013年に映画「her」でホアキンフェニックスがワイヤレスイヤホンでAIと会話するのを見て、近い未来はこうなるんだ。と思ってから、ワイヤレスイヤホンに夢中になった。今でこそ当たり前のようにワイヤレスイヤホンを使っている人をみるが、当時はまだ売っていなかったのだ。
2014年から2020年現在まで購入した
ワイヤレスイヤホンは通算15個目くらいになると思う。追っかけてきたオイラ(あ、一人称はオイラなのです。)がイマイチと感じているのはワイヤレスイヤホンが映画「her」のように使えない点だ。
クラウドファンディングでワイヤレスイヤホンが、2014年頃に出始めて、オイラは飛びついた。いざ、届いて使ってみるも、「her」のように使う事ができなかったのだ。音楽はまずまず聞くことができるが、音質、音飛び、通話品質、酷いものだった。特に、通話品質が良くない。プツプツと音が途切れ、相手方
から音が遠い、と言われ会話ができたものではなかったのだ。それまでは有線のイヤホンを使うのが当たり前で、2020年になってもまだまだ使っている人は多い。
しかし、ここ最近のワイヤレスイヤホンは、少しずつだが「her」のモノにかなり近づいていると感じた。
2019年11月に発売されたAnkerの「Soundcore Life P2」は4,999円という価格で、普通に電話することができるイヤホンだった。
確かに、Appleが2年前くらいにAirPodsというワイヤレスイヤホンを出した。AirPods はiPhoneとの相性も抜群だし、問題なく通話できる。ということをユーザーに意識させることなく使える点が革命的だった。ワイヤレスイヤホンを普及させたのもAirPodsだろう。だが、2万円を超える金額は誰にでも出せるものではないはずだ。AirPods Proは3万円超えだ。Anker「Soundcore Life P2」はこの価格帯で、ここまでの品質を提供してくれる点において、偉い。AirPods 同様、耳から「うどん」がでているように見えるが、この「黒うどん」の先端にマイクが内蔵されている。これにより、クリアな通話が可能となる。LINE通話と組み合わせて使えば、無料でかつワイヤレスで会話ができるため、いい時代になったなーとつくづく思う。音質もApt-xという通信規格がでてきてからかなり改善された。本機もApt-xに対応している。そもそも、ワイヤレスイヤホンにこれ以上の音質を求めるのは見当違いかもしれない。いい音質で音楽を聞く、ということについてはまた別の記事を出そうと思う。
もう少し足りない機能としては、ノイズキャンセリングと、ワイヤレス充電だ。AirPods Proは両方対応しているが、プラス2万5千円も出してほしい機能だろうか。答えは「NO」である。ただ本機には、通話時のノイズキャンセリング機能があり、周辺の雑音を消して相手に声だけをクリアに届ける機能はついている。
AnkerはGoogleで働いていた人が独立して起業したモバイル周辺機器メーカーで、安価で素晴らしい品質を担保している。不具合が出たときもすぐに対応してくれて、カスタマーサービスが充実している。モバイルバッテリーから始まり、近年はお掃除ロボットも作っている。身の回りを見渡してみたらAnker製品が至るところにあった。モバイルバッテリー、お掃除ロボット、イヤホン、などなど。
オイラは貧富の差のことは考えたくはないが、この歳になってどうしても考えざるを得ないときがある。Ankerのように、企業努力を重ね、最新のテクノロジーで豊かな生活をこの価格帯ですべての人々に提供するといった姿勢をもった会社が好きです。こいつらのおかげで生活が変わりましたね。オイラのプログはコスパが一つのテーマであります。また後でそれぞれの商品レビューやりますかね。
Ankerさん。
これからもよろしくでーす。